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サスティナブルな取り組み

サステナブル(Sustainable)とは、開発、資源など環境破壊せずに「持続可能な」取り組みを行い、「維持できる」ようにすることを指します。

環境省では、サステナブルファッションへの取り組みとして、衣服の生産から着用、廃棄に至るプロセスにおいて将来にわたり持続可能であることを目指し、生態系を含む地球環境や関わる人・社会に配慮した取り組み”が掲げられています。 ※環境省「SUSTAINABLE FASHION」より

小倉メリヤスとしてのサステナブルってなんだろう?

サステナブルというのは、「持続可能な」という意味。
今だけよければいいっていうんじゃなく、未来を見据え、自然や環境のことを考えて、継続した取り組みをしていこうってことです。大事なことだと思う。
例えば「大量生産・大量消費から派生する大量廃棄を失くそう」というのは代表的なサステナブルの考え方。せっかく作っても捨てられるんじゃ、原材料も作る過程の労働も無駄にしているってことだから。廃棄はよくない。

ただ、大量生産ってことについては、うちは頼まれればその仕事をきちんとこなすのが役割だと思ってるんです。環境に良くないからやめなさいとは言えない。うちの仕事は縫製工場だから、大量生産はうちの会社を継続するうえでむしろ大事な仕事なんだ。
だけど、サステナブルの考え方自体には共感するし、やれることはやっていこうとも思うんです。未来のために、できることはやりたい。
じゃあ、小倉メリヤスとしてのサステナブルってなんだろう?うちができる、自然環境に貢献できる持続可能な取り組みってなんだ? 
ここでは、それについてを語っていきたいと思っています。

小倉としてのサステナブル、それは伝えることじゃないか

うちでやっている仕事に、アパレルブランドの立ち上げ支援や、個人様のものづくり支援がある。
「糸へんのものづくりならなんでもOK!」を合言葉に、ものづくりを全面サポートしているんです。
そして、うちを頼りにブランドを立ち上げたいと尋ねてくるお客様は、縫製に関しては全くの素人という方もたくさんいる。
そんな中でよく言われるのが、安価な価格で作りたいということ。
例えば、「1000円でTシャツを作りたい」というような感じ。
でもそれは無理な話なんです。実は安価な価格の製品は、ファストファッションブランドみたいに大量かつ継続的に作るからこそできるんです。
だから、まず最初に伝えることは、適正価格を知ってもらうこと。
適正価格っていうのは、作り手も買い手も幸せになる価格。
届けたい人に届けるための丁寧なものづくりは手間もコストも掛かるけど、届いた人にその価値を認めてもらって満足してもらえたら、そこには信頼関係が生まれる。
作り手が誠実に作って、買い手が喜んでくれる。そんなものづくりにおける適正価格を知ることは、最初のステップなんですよ。

10YCの考え方に共感、彼らのような作り手を増やしたい

2017年に10YCさんから最初の相談を受けたとき「10年着続けたい!と思えるTシャツを作りたい」と言われたんだ。熱い思い、凄くカッコイイと思った。
それに、品質にこだわったしっかりとした生地と縫製で、長く着られる服を作るっていうのは、今思えばまさにサステナブルだった。
10YCの服はシンプルで飽きのこないデザインなんだけど、その理由も「10年着続けたい」っていう彼らのコンセプトに沿ったものだ。
主義主張やコンセプトがある、芯があるブランドは強いと思ってるんだけど、10YCはそのブランドコンセプトとサステナブルが見事に合致していた。
そして今、彼らの服はどんどんファンがついてきていて、ブランドとして着々と強くなっているし、これからさらに躍進していくと思っている。
そんな10YCを見て思ったんですよ。サステナブルはカッコイイに変換できる。カッコイイってことは商機にもなるんだって。

サステナブルの考え方を取り入れたものづくりって、カッコイイと思うんだ

昔、上海の自社工場の工場長が休憩時間に煙草を吸っていたんだけど、吸殻をその辺にポイポイ捨てちゃってて、吸う場所を決めてそこで吸え、灰皿を使ってちゃんと始末しろって言っても、聞いてくれない。
そこで俺がやったのは、携帯灰皿を使って吸殻を始末するのを見せること。
「これがカッコイイってことなんだ、カッコイイだろ?」って。
工場長はカッコイイ、スマートだって思って実践してたらしい。そうしたら今度は現地で働いている人も真似しはじめて、最終的には携帯灰皿が工場で流行ったって聞いた。

何が言いたいかというと、人は「こうしろああしろ」って命令みたいに言われても、あんまり自発的には動かない。
でも、「コッチの方がカッコイイ」って思えば、すすんでやる。

まあ、今ではすっかり悪者になってる煙草を例に上げるのもどうかっていう話ではあるんだけど、その煙草も、昔はカッコイイの代名詞だった時代もあったんですよ。
要は、時代によって「カッコイイ」も変わる。
そして今はまさに、サステナブルがカッコイイ時代なんじゃないかと思うんです。

新しいものを次々作って次々捨てていくんじゃなく、何年も大事に使える誠実なものづくり。カッコイイ。
そして、カッコイイは商機。
そういうサステナブルの活用方法があっていいと思うんです。

ブランドを立ち上げるならサステナブルを利用しよう!
そんな下心から入ってもいいじゃないか

ブランドを立ち上げるならコンセプトは大事。
そういうところをちゃんと考えずにものづくりをしようとする人が結構いるんだけど、それはおすすめしない。

なぜならコンセプトはブランドの個性や独自性、そして価値に繋がるものなんです。
コンセプトに共感してもらえれば、好んでくれたり、応援してくれるファンもできやすいんですよ。

そして今、ブランドを立ち上げるなら、環境のことを考えるのはマスト。
いろんな企業やブランドのWebサイトを見てみても、サステナブルへの取り組みに関する記載は必ずある。
「自然や環境に負担をかけない継続的な取り組み」は、国際的な課題だからね。
しかも現在、自然や環境について考えることは、一般的にも浸透してきている。
商品を買う人も、例えば似たような商品が2つあったら、サステナブルに取り組んでいる方を手に取るんじゃないかな。
要するに、サステナブルをコンセプトのヒントに利用すればいいと思う。そんな下心から入ってもいいじゃないかと思うんです。

自分ができるサステナブルは何か。真剣に考えれば、そこからきっと何かが生まれる。
そしてその結果カッコイイ考え方に辿り着けば儲けもの。みんなから「カッコイイ!」と共感される考え方になれば、それはつまり売れる商品を作ることにも繋がるんですよ。

どんな人にどんな商品を届けたいのか。まずはそこから考えてほしい。

適正価格や、無駄を出さないものづくり、環境に配慮した商品に関する知識などについては、うちが教えます。それを伝えるのが小倉メリヤスなりのサステナブルなんじゃないかと思うんですよ。

SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは

持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本も積極的に取り組んでいます。
外務省:JAPAN SDGs Action Platformより抜粋

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