目次
- 国内の縫製工場は一気に減少している現実
- (株)小倉メリヤス製造所とは?
- ご連絡・お問合わせ
1.国内の縫製工場は一気に減少している現実
国内縫製工場と直接繋がるのは意外と難しい
現在、国内縫製工場は、カットソー・布帛・ニット工場とも全て大幅に製造キャパが縮小している。そもそも、人員不足の日本の製造業において、工場経営者の高齢化・後継者不足により廃業が続く中、この3年間コロナウィルス感染症の影響もあり、更に廃業等が予想されている。
日本に数社ある、大規模な縫製工場はカットソー・布帛・ニット工場共に、既に大手アパレル・商社ががっちりと製造キャパを抑えている時代。それでも製造キャパが足りていないというのも現実。
反対に日本の大部分を占める中小規模の縫製工場。しかし、この中小規模の縫製工場達は、非常に複雑な事情がある。例えば、「メンズはできない。布帛はできない。キッズはできない。だけではなく、タコバインダーはもっていない、フラットシーマーはもっていない。三本針ミシンは持っていない。仕上げはできない。穴かがりができない。裁断はできない。CADがない。仕入れはできない。etc・・・・」等、各工場の特徴を熟知していないと、投入・生産を依頼することもできないし、またそれを管理することができない。そもそも小さい縫製工場は、見つける事(出会う事)自体も難しいのも現実。
なので、これだけ国内の製造キャパが不足していると叫ばれている時代ですが、意外と反対側には、仕事が薄い工場も存在している。もちろん、時期・コストによるものもあるが、これが日本の圧倒的数の中小規模の縫製工場の現実でもある。
私達㈱小倉メリヤス製造所は、自分達自身が国内縫製工場という立場であり、いわゆる、同業者である、横並びの縫製工場達とスクラムを組み国内縫製工場を熟知する立場として、その「ハブ」になることを目指し「糸へんの応援団工場として国内生産を守り抜く工場」です。
2.㈱小倉メリヤス製造所とは?
沿革
昭和4年創業 | 創業時より東京都墨田区の現在の場所にて、カットソー紳士肌着の製造工場としてスタート。スタート当時は丸編み機を自社内に所有して、編立てから縫製と最終製品まで製造(現在は自社内では編立てはしていない。外部)。 |
1963年 | ベビー子供服のOEM生産に特化し、1975年に縫製工場を栃木県佐野市(祖父の故郷)に移転。東京都墨田区は本社機能として、パタンナーや生産管理(生地・付属の発注)を中心に営業。 |
2011年頃 | レディース・メンズ・ベビー・キッズとカットソーフルアイテムの生産体制が整う。 |
2016年 | 布帛の生産体制もスタート。 |
2021年 | 【糸へんの応援団】と会社のミッションを定め、全国各地の同業者の国内カットソー・布帛工場との連携を強化する体制を開始。 |
2023年 | 自社工場を中心に多種多様な生産背景を国内に構築できたことにより、【糸へんの応援団】として現在に至る。 |
布帛・ニットの国内工場との連携と強化が整う
小倉メリヤス製造所自身の自社工場(栃木県佐野市)は、カットソー中心の縫製工場ですが、製造工場の横の連携により、現在では、布帛・ニットの国内工場との連携と強化が整いました!
- 小倉メリヤスの国内生産は実はベビー子供服生産が5割・レディース・メンズ・雑貨が5割!(半分はレディース・メンズ関連の生産になっています!)
- 小倉メリヤスの国内生産は実は、カットソーだけでなく、布帛も生産しています!
小倉メリヤスといえばベビー服・子供服の縫製工場!という印象が多いと思われますが、実は現在は半分のご依頼は、【レディース・メンズ・雑貨】の縫製を国内にて生産しております。
先日、久しぶりにお会いした商社の方に、「国内工場さがしているんだけど。中々無いよね~。小倉メリヤスさんは、ベビー子供だから、レディースできないよね?」と言われまして「え?弊社はレディース・メンズも生産していますよ!」
「しかも、カットソーだけでなく、布帛も生産していますよ!」という出来事がありました。
弊社のルーツはベビー服・子供服の生産で現在も半分程度のご依頼はございますが、実は約10年前よりレディース・メンズ・雑貨などの生産をスタートして現在では半分のお仕事はレディース・メンズ等です。
弊社のミッション
弊社のミッションを「ベビー・子供服の製造」から「糸へんの応援団工場」と変更して、現在では、自社工場を中心に多種多様な生産背景を国内にて構築しております。
なので、レディース・メンズというジャンルはもちろん、カットソー(フルアイテム)・布帛(上物・下物)に関しても「糸へんの応援団工場」として国内にて生産をしております。
現在国内では、カットソー工場も布帛工場も廃業や縮小によりキャパが小さくなってきている時代ではあると思いますが、縫製工場としての横のつながり・連携を強化してきた結果、ある程度のキャパシティーを確保できる体制になりました。
直近に関しては、カットソーも布帛の生産に関しましてキャパは埋まっています
が、夏以降、秋の生産に関してはキャパがございますので、もし、国内生産でお困りであれば、一度弊社の営業までご相談してみていただければと思います。
国内縫製工場として、「糸へんの応援団工場」として今後も対応してまいります。
3.ご連絡・お問合せ
株式会社小倉メリヤス製造所
〒130-0011 東京都墨田区石原3-12-9
メールでのお問合せ
代表メール otoiawase3129@ogura-m.com
電話でのお問合せ
代表電話:03-3622-5082
営業窓口:取締役営業本部長 古賀豪城(こがごうき)
※代表電話に新規でお問合せの場合は、古賀宛まで
(不在の場合は、山田裕佳【やまだゆか】に伝言お願いします)
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