生地の名前が分かると服作りは一気に進む
服作りを始めたい初心者の方からよくいただく悩みが
「使いたい生地って、どうやって伝えたらいいですか?」というものです。
カットソー生地、布帛生地、ニット生地など、専門的な言葉が出てきた瞬間に難しく感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
しかし実は、生地の名前と特徴を知るだけで、自分が作りたい洋服に必要な素材が一気に明確になり、迷わない生地選びができるようになります。
なぜ「生地の名前」が分かると服作りが進むのか
頭の中では作りたい洋服のイメージがしっかりしているのに、いざ手芸店に行くと、どの生地を選べばよいか分からなくなってしまう…。
これは初心者さんが必ず通る道です。
原因の多くは、生地の名前と特徴がイメージとつながっていないから。
名前さえ理解できれば、用途に合う素材が自然と見えてきます。

街の手芸店でカットソー生地が少ない理由
「Tシャツやトレーナーを作りたくてカットソー生地を探したのに、売ってなかった…」
そんな声をよく聞きます。
実は、多くの街の手芸店は布帛生地(伸びない生地)が中心で、カットソー生地(伸びる生地)はあまり扱われていません。
理由は次の2つです。
- 布帛生地のほうが種類が多く、店頭で扱いやすい
- カットソー生地は商品管理やカットが難しく、在庫リスクが高い
そのため、Tシャツ・トレーナー・スウェットなどを作りたい場合、ネット通販や専門店で探す方が確実という状況になっています。
布帛生地とニット生地の違いを知ると選びやすくなる
洋服作りでは、生地を大きく布帛(ふはく)とニットの2種類に分けて考えると分かりやすくなります。
布帛生地(伸びない生地)
- 縦糸と横糸が織られた生地
- シャツ、ワンピース、バッグ、小物に最適
- 形が安定しやすく扱いやすい
ニット生地(伸びる生地)
- ループ状に編まれた生地(カットソー生地)
- Tシャツ、トレーナー、レギンスなどに使用
- 伸縮性があり、着心地が良い
この違いを理解すると、用途に合う生地をスムーズに選べるようになり、服作りが一気に楽になります。
ニットに注目!生地の名前と適したアイテムとは?
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● 天竺(てんじく)
→ Tシャツの王道生地。これを選べば間違いない!
● スムース
→ 表も裏もなめらか。ベビー服・Tシャツに◎
● フライス
→ よく伸びる。タンクトップやリブにも使われる。
● テレコ
→ 表面に凹凸。リブ生地として頻出。
● 裏毛(うらけ)
→ トレーナー・パーカーでお馴染みの生地。
● カノコ
→ ポロシャツの定番。凹凸で通気性バツグン。
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初心者の方ほど、まずは「生地の名前」と「特徴」を知ることが大切です。
次の作品作りに向けて、ぜひ参考にしてみてください。
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