
「2〜3人いれば作れるんじゃない?」
そう思ったあなた…それはちょっと甘い!
実は、1枚の洋服が完成するまでには、たくさんの人が関わっています。
普段はあまり見えない“洋服ができるまで”の流れを、工場目線で少しだけご紹介します。
🌺糸を作るための素材づくりから
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(農家) 綿花の栽培から収穫まで
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(紡績工場) 綿花を糸に加工
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(織布工場) 糸を織って生地にする
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(染色工場) 生地を染めて仕上げる
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こうしてようやく「生地」が完成します。
ここまででも、すでに多くの職人の手が加わっています。
👕 縫製工場で“洋服のかたち”に
生地が完成したら、ようやく小倉メリヤス(縫製工場)の出番です。
縫製工場では次のような工程を経て、1枚の洋服が仕上がります。
1.パターン(型紙)作成
2.生地裁断
3.縫製(ミシン作業)
4.仕上げアイロン
5.検品
6.たたみ・袋入れ作業
7.検針
8.出荷
実際にはそれぞれの工程に専門スタッフがいて、分業で進められています。
1枚の洋服に、これだけの工程と人の手がかかっているんです。
🍒さらに関わる“見えない人たち”も
●プリント工場・刺繍工場などの二次加工工場
●織ネーム工場 ネーム関係を作ってくれる工場
●生地屋 編み立てた生地をとりまとめて販売
●副資材屋 ボタンやゴム、ファスナーなどの付属品販売
●流通業者 糸も生地も加工商品も完成商品も全て運んでくれる
●販売店舗 販売してくれるから売る事が出来る
縫製工場の外でも、多くの人が動いています。
どこを切り取っても、誰かの手仕事が支えています。
🌱 改めて感じる「洋服づくりのリレー」
そうやって考えてみると、1枚の洋服には本当に多くの人の力が関わっています。
生地を作る人、縫う人、仕上げる人、販売する人。
たくさんの工程と職人の技がつながって、ようやく1枚の洋服が私たちの手に届くんです。
一着一着を大切にお作りしています。